スナックトマト
スポットライトの中、男の独白

男「彼女は世間的には美人とは言えないのかもしれない、でも、その優しい笑顔が俺には一番の宝物なのだ・・・そりゃ確かに年齢が離れているから、そういうギャップはある。だがそれを補うくらいの近い感性・・・」

舞台全体に照明が当たる

女「一緒に歌いましょう」
男「そうだな、じゃあ中島みゆきなら分かるよね」
女「うん、大丈夫」

二人は立ち上がり、手を繋いで歌いだす

♪なぜ めぐり逢うのかを
♪私たちは なにも知らない
♪いつ めぐり逢うのかを
♪私たちは いつも知らない
♪どこにいたの 生きてきたの
♪遠い空の下 ふたつの物語
♪縦の糸はあなた 横の糸は私
♪織りなす布は いつか誰かを
♪暖めうるかもしれない

     「糸」  作詞 中島みゆき

暗転

科学者の声が響く

科学者「できた!完成したぞ!」

スポットライト
右手に小さな機械を持っている科学者

科学者「苦節40年、理論的には不可能と言われたタイムマシン!しかし私は根性で作り上げた!幼少時代に読み続けた漫画に描かれてあった根性!・・・根性があれば、!大リーグボールだって投げられる!根性があれば何でも叶うのだ!」

右手の機械を見て

科学者「しかもこんなにコンパクト!思えば壱号機は東京タワーのように巨大だった、しかしそんな大きなタイムマシンで過去や未来に行くのは不可能!弐号機参号機と改良を重ね、こんなに小さくできた!ウォークマンを作ったソニーのように!iPodを作ったスティーブ・ジョブスのように不可能を可能にすることができた!」

下手から男

男「何をそんなに興奮しているんだ?」

科学者慌てて機械を隠すが、男に気づいてホッとする

科学者「なんだ、山田か・・・びっくりしたよ、ソ連のスパイが私の発明を聞きつけて奪いに来たのかと思った」
男「ソ連って・・・いつの話しだ・・・何か発明したのかい?」
科学者「聞いて驚くな」
男「なんだって!それは本当か!?」
科学者「まだ何も言ってない!お笑い芸人みたいなノリはいらないから」
男「失礼」
科学者「実は斯く斯く云々だ」
男「なんだって!それはすごい!そんな発明は藤子F不二雄以来誰も発明していないぞ!」
科学者「いや、エメット・ブラウン博士が一度発明している」
男「誰だそれは?」
科学者「通称ドクだ、デロリアンを改造してタイムマシンを作った」
男「おお、そうか!ところでお前の作ったタイムマシンはどこにある?」

キョロキョロ探す男

科学者「これだ!」
男「なんと!そんなに小さいのか!本当に過去や未来へ行けるのか?」
科学者「もちろんだとも、10分前にリンゴを未来へ送る実験をした」

腕時計を見て

科学者「丁度10分経った」

突然舞台上手からリンゴが転がり出てくる

科学者「実験は成功だ!」
男「すすすす、素晴らしい!」

男にスポットライト当たる

男「いいことを思いついた!」


つづく




 

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