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タイムマシンが完成した!
どういう原理で動いているのかは言えないが、確実に完成した。
発表したらノーベル賞は間違いないが、世間に知らせる気は更々無い。
自分が使うためだけに、長年研究してきたのだ。こんな素晴らしいモノを人に使わせてたまるものか!
時間旅行の最初の目的地は白亜紀。もちろん子供の頃から大好きだった恐竜の姿を生で見るためだ。
私はタイムマシンのエンジンを作動させ、目的地を7000万年前に設定した。この時代、ティラノサウルスが地上を闊歩しているはずだ。首からカメラを下げ、背中のリュックにはオニギリも入れてある。準備万端。
スイッチON!
タイムマシンは動き出した。エンジン音がうるさいのはタイムマシンだから仕方がない。やがて、タイムマシンは光に包まれた。修学旅行に行く前日よりも、彼女との初めてのキスよりもドキドキする。やがて周りの景色が微かに見えてくる。タイムマシンは草原の真ん中に到着した!やった!成功だ!ここは間違いなく白亜紀だ!エンジンを切ろうと思った瞬間、後ろから走ってきた恐竜に頭から食われた。エンジン音がうるさすぎて足音が聞こえなかったのだ。
意識が薄れる寸前、静音設計にしておけば良かったと後悔した・・・

 

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