- 2017.12.22 Friday
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救急車がサイレンを鳴らしながらポン吉を運んで行き、桜子は容疑者たちと井の頭公園署に行ってしまった。
ムサッシーもついて行きたかったが、管轄外の事件にこれ以上深入りするわけにもいかず、仕方なく野外ステージを後にした。
それから数日後、北口の老舗喫茶店くぐつ草でブレンドコーヒーを飲みながらスポーツ新聞のイヤラシイ記事を読んでいると、前の席に桜子が座った。
「桜子・・・ここは武蔵野市だサッシー、あんたの管轄外だよ」
「ここで毎日コーヒーを飲むのがあたしの日課なの」
「ふん、それじゃ仕方ないサッシー、ここのコーヒーは特別だからなサッシー」
「あの事件の話し、聞きたくない?」
「・・・あんたが話したいんじゃないのか?」
「図星ね、さすがムサッシーだわ」
そう言いながら紙の束をテーブルに置いた。
「マスター、私もブレンドコーヒーちょうだい」
ムサッシーは新聞をたたんで横の椅子に置き、紙の束を手元に引き寄せた。
某月某日
ウサピーの供述
「あの日は本番30分前に野外ステージ横の仮設テントに行きましたピー。朝からお腹の調子が悪くて休みたかったのですがピー、代わりの人が居ないとの事でしたのでピー、何とか頑張って吉祥寺までやってきましたピー。
家は上石神井なので、自転車で来ました。10分くらいで着きました。
本当は2時間前に入ってリハに参加しなければいけなかったのですが、お腹の調子が悪かったので・・・
つづく
・・・東野圭吾の真似して書き始めたのはいいけど、やっぱり難しい・・・
最後まで書き続けられるか分からないけど、長い目で見てやってくださいm(_ _)m