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平和な郊外の街に、ウクレレ持った風来坊がやってくる。時代設定は昭和30年代から40年代くらいか。

チンピラに絡まれていた娘を助ける風来坊。

「ありがとうございます、あなたの名は?」

「俺はしがない風来坊さ、名前なんて無いようなもんだが、あえて名乗れば・・・伸次、滝伸次だ」なんてかっこよく名乗る。

「私は澄子です、そこの牧場の娘です、どうぞ寄ってらして」

 

滝は牧場に行く。しかし牧場と言っても豚と鶏しかいない狭い牧場。いや、牧場と言うより養豚場か。

「私が子供の頃は馬や牛がたくさんいたんですよ、でも・・・」

寂しそうな表情で澄子は語った。

赤字になるたびに猪戸不動産に土地を売却していったために、今では豚と鶏を飼うだけの土地しか残っていないらしい。

そして残った土地も猪戸不動産に全て売却する話しが進んでいるらしい。

「お父さんが生きていれば・・・」

澄子の祖父が売却話しを進めているらしい。

「やはり猪戸組が諸悪の根源か!」

「猪戸組を知っているの?」

「少しね、土地を売っちゃいけない!猪戸組の甘い言葉の裏には毒が隠されているのだ!」

「えっ?でも猪戸不動産の社長は良い人よ?」

「甘い言葉と甘いケーキ、それがメタボへの近道だ!」
「えっ?」

 

 

滝は街のバーに出かける。そこは猪戸不動産ビルの地下にある。

ウクレレを弾きながらバーに入ってくる滝、店内は盛り上がる。その後から流しのギター弾きが入って来て滝に難癖をつける。

「お前はどこのもんだ?誰の許可を得てここで歌っている?」

「歌うのに許可なんかいるのかい?」

そう言って殴りかかる滝、お客できていた猪戸不動産の連中も巻き込んで乱闘になる。

そこに現れる猪戸不動産社長、ドキっとなる滝、顔を見られないように隠しながら。「あんたが猪戸組のボスかい?」

「猪戸不動産の社長です。猪戸組は去年解散しました。うちの若い連中が迷惑をかけたみたいで、申し訳ありません。どうです一杯ごちそうさせてください」

「やめとくよ、ヤクザにご馳走になる気はないね」そう言ってバーを出て行く。

猪戸不動産社長はちょっと寂しそうな顔で「もうヤクザじゃないんだけどなあ・・・あの客はよく来るの?」

ママも困惑気味に「いえ、初めて来たお客さんよ」

「ふ〜ん、そうか、どこかで会ったことあるような気がするんだけどな・・・」

 

つづく

 

 

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