鬼プリのパン屋さんの巻


パン屋さんを開店した鬼プリと執事
珍しいパンをたくさん作り、お店は大繁盛
でも、いつも買いたそうにお店の前をうろうろする子供がいます
でも、一度もお店に入ってくることはありませんでした
しばらくうろうろした後、ため息をついて帰ってしまうのです

「いらっしゃい」と声をかけたいと思うのだけど、お客の相手が忙しくて出来ませんでした
鬼プリは「どうして入ってこないんだろう?」考えました
「そうだ!きっとあの子が食べたいパンが無いからなんだ・・・よっしゃ〜〜〜!もっといろんなパンを作ってみよう、そうしたらあの子が食べたくなるパンが出来るかもしれないぞ」

鬼の国では、ヤル気の無いぐうたら息子だった鬼プリ、なんかやけにヤル気満々

鬼プリはどんどん新しいパンを考えて作りました
そのうち、パンの種類がどんどん増えてお店の中がパンでいっぱいになってしまい、お店の外にまでパンが溢れてしまい、お客さんが入って来られなくなりました
おまけに、いろんな種類のパンを作らなくちゃいけないので、鬼プリは寝ている暇が無くなってしまい
いつもウツラウツラ
寝不足で気が短くなってしまい、ねずみの奥さんが歌っている時に思わず「うるさいぞ〜〜〜!」と怒鳴ってしまいました
機嫌の悪い店主とパンだらけで入ることのできないお店
お客さんは鬼プリのパン屋さんを敬遠して隣町のパン屋さんに行ってしまいました

鬼プリは悩みました「これじゃいけない、こんなにパンの種類を増やすからこんなことになってしまったんだ」
そう思い、パンの種類をひとつだけにして、一日一個だけ作ることにしました

一個だけにしたら、鬼プリもたっぷり寝られて気分爽快
でも、隣町のパン屋さんに行き慣れたお客さんが戻ってくることはありませんでした
だって、お店にパンが一個しか売ってないのですから・・・

不機嫌が治った鬼プリが、ニコニコしながら店番していると
あの子が初めてお店の中に入ってきました

「パンください」

あの子は、自分の好きなパンが無かったからお店に入ってこなかったわけじゃなくて
いつも満員のお客さんがごった返しているお店が怖くて入れなかっただけなんです

それからは、毎日来るその子のために一個だけパンを作りました

今回の教訓
「多すぎてはいけない」


つづく





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