タイムマシン ACT3


結局パチンコで時間をつぶし、7時すぎに「みすず」に行った
小さな居酒屋だが、品の良い内装、そして彼女のお母さんの優しげな立ち振る舞い
この親にして、あの娘ありという感じだ
少し飲んで店を出た
最初から深追いはしないほうが良いだろう

マンションに戻ると19歳の俺がいない
あれほど部屋を出るなと言っておいたのに・・・
あわてて近所を探し回ると、19歳の俺がコンビニで立ち読みしていた
すぐにマンションに連れ戻したが、それから三時間ものあいだ19歳の俺からの詰問にあった
19歳の俺にはここが1972年の東京だと嘘を言っていたが、コンビニで立ち読みしたことで、すべてバレてしまった
まあ、いつまでも隠してはおけないと思っていたが、バレるのが少し早すぎた

「俺を北海道に返してくれよ!こんな訳の分からない場所にはもう居られない」

最後には19歳の俺は「カアチャ〜〜ン」と泣き出した
彼はすっかりホームシックになっていた

仕方が無い、ひとまず彼を1972年に返したほうがいいかもしれない
すぐに19歳の俺をスバル360に乗せ1972年の北海道M市にタイム移動し、彼を解放した

計画の立て直しだ
19歳の俺を連れて行くのは諦めよう
反対に、16歳の彼女を過去に連れて行って19歳の俺に会わせよう
しかし、それだと過去の北海道だ
そんな田舎に連れて行くのは彼女が可哀そうだ

大学卒業した後、東京で就職したんだから
彼女を東京へ連れて行こう
23歳の頃の俺に会わせよう
彼女は19歳くらいがちょうどいいかな

1975年の23歳の俺に、2004年の19歳の彼女を連れて行く
よし、すぐに彼女を探しに行こう!


つづく

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