廃屋の中での戦いに決着がつきそうになっていた
息も絶え絶えのシロ、シロが死ねば、おヨネも死ぬ

何だかよく分からないまま、ケン爺さんはおヨネを楽屋に連れて行った
「婆さん!婆さん!おヨネ婆さん!一体どうしたことなんじゃ!?」
何とか意識を取り戻したおヨネ婆さん
「・・・今はそんなこと・・・説明してる時間は無いですじゃ・・・ケンさん・・・コンクールに優勝しておくれ・・・」
そう言うとまた気を失った

ステージでは演奏続行不可能ということでハニーパイは失格になった
香川は泣いていた「ヨネさ〜〜〜ん、どこ行ったんだよ〜〜」
石川と山形が泣きじゃくる香川を引きづって退場した

元気を取り戻した長宗我部がトイレから戻ってきて、ステージで泣きじゃくる香川を見てニヤッと笑った

楽屋でケン爺さんが叫んだ!
「ワシに任せておけ!おヨネ婆さんの弔い合戦じゃあ〜〜〜!」
叫んで、水筒の水を一気に飲んだ

廃屋ではクロの前足に首を絞められシロが意識を失っていた
「俺の勝ちだ〜〜〜〜!」
クロがそう叫んだ時、尻尾を思いっ切り引っ張られた
「ぶぎぶぎげぼぼ〜〜〜!」
マリはそのままクロを振り回し壁目掛けて投げつけた
また、壁にめり込むクロ
マリはシロを抱き起した
「大丈夫!?しっかりして?」
しかし、息をしていない
マリは意を決して人工呼吸
やがてシロが息を吹き返した
「あ・・・ありがとうございます・・・」
「わたし、ヨネちゃんに頼まれて来たのよ、あなたたちなんで戦っているの?」
「ヨネちゃん?・・・そうですか・・・あなたはおヨネさんの友達なんですね、良かった・・・あたしはあのネコを倒さなければいけないんです・・・あたしが死ねば、おヨネさんも死んでしまいますにゃ・・・」
「えっ?そんなマジな話なの?」
「はい・・・マジですにゃ」
壁にめり込んだクロが雄たけび上げながら壁の穴から首を抜いた
「もう許さん!お前たち一人と一匹!まとめてやっつけてやる!」

楽屋で生死の境を彷徨っているおヨネ
三途の川を渡ろうとしていた
・・・ここが三途の川ってやつなのね、まあ、思ったより綺麗ね、向こう岸も花がたくさん咲いていて、なんか楽しそう、あたしもたくさん生きてきたからね・・・そろそろ、のんびりしたいし、寿命ってやつだね・・・
おヨネ婆さんすっかり黄泉の国へ行くつもりになっていた


つづく



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