ポコポコ王女 トラの店員を捕まえるの巻


お城に戻ったポコポコ王女は早速
三人のアライグマ騎士団に命令を下した

「スィーツ屋のトラの店員を逮捕して連れてこい!」

ねずみ爺さんあわてて
「王女様、そんなことしてはいけません」

「なんでよ!あたしのこと可愛くないなんて言った男はみんな捕まえてやるのよ!」

「そんなことしたら王様に怒られます」

「王様には内緒!さあ、お前たちさっさと行きなさい!あっ待って!ついでにスィーツも買ってきて」

「おお〜〜〜!」と叫んでアライグマ騎士団は街へ行きました

一時間くらいでアライグマ騎士団はトラの店員を連れて帰ってきました
アライグマ騎士団が買ってきたスィーツを王女に渡しました

「わ〜い!これが食べたかったの〜〜」

後ろ手に縛られたトラの店員、頭に掛けられていた布を外されて

「あっ王女!そうかあんただったのか俺をこんなとこに連れてきたのは!俺をどうしようってんだよ!」

「さあて・・・どうしようかしら・・・そうだわ皮をはいで敷物にしようかしら、オホホホホ」

「やめてくれよ!そんなことされたら寒くて冬を越せない!」

「まあ、それは冗談だけどね、でも返答しだいでは、そうなることも・・・あるかもね、オホホホホ」

「なんだ返答って?」

「この世で一番美しいのは誰でしょう?」

「なんだそれ?」

「いいから質問に答えて!この世で一番美しいのは誰?」

「俺のママ」

「ママ?あんたマザコンだったの?」

「違う!マザコンじゃない!でも、俺のママの縞模様は最高に美しいぜ」

「ふ〜ん・・・縞模様が好きなんだ、でもあたしのこの黒と白のツートンカラーも美しいと思わない?」

「思わないね、トラのほうが美しい!」

「うるさいわね!死刑よ!」

ねずみ爺さんあわてて
「王女様、そんなことで死刑になんかしていたら、国民がいなくなってしまいますよ」

「じゃあ、島流し!」

「ダメです!王様に黙ってそんなことできません」

仕方なくトラの店員を釈放するポコポコ王女さま
そのことが王様にバレテしまい、王女はキツく叱責された

頭に来た王女はアライグマ騎士団と共に
夜中こっそりお城を抜け出してトラの店員の家に忍び込み
トラのママの毛を刈ってやった


つづく





ポコポコ王女は可愛くない?の巻


 「王女様でも、並んでいただかないと困ります」

そう言われて腕を掴まれた王女
唖然とした顔でトラのお兄さん店員を見つめた

ねずみ爺さんはどうしていいか分からずオロオロ
おまけに集まってきた群衆に踏まれそうになって逃げまわる爺さん

群衆はポコポコ王女とトラのお兄さん店員を取り囲んで
写メ撮ったり大騒ぎ

王女は考えた

・・・この人はあたしが王女って分かってるのに、どうして並ばせるのかしら?・・・
・・・王女の地位が店員より数十段も上だってことが分からないのかしら?・・・
・・・もしかして、バカ?・・・
・・・いやいや、こんなイケメンがバカなわけが無い!・・・
・・・いや、そういえば・・・
・・・バカなイケメンはたくさんいるわね・・・・
・・・モデルって、だいたいバカだし・・・

ポコポコ王女ちょっとブリッ子して

「あたしこんなに可愛い王女なんだけど・・・やっぱり並ばないとダメなの?」

じっと王女を見つめるトラの店員
ため息つきながら苦笑

「そんなに可愛くないじゃん」

「何でよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

ポコポコ王女の叫び声は街外れまで聞こえた
茫然とする王女

パトカーのサイレンが聞こえてきた
「王女様、早く王宮へ帰らないと王様に怒られてしまいます」
茫然とする王女を引っ張って逃げた

「どうしてどうしてどうして???????やっぱりバカ?????」

ポコポコ王女は誓った!

・・・あのトラの店員を跪かせてやる!・・・


つづく



 ポコポコ王女 スィーツを食べに行く!の巻


昼食後、ゴロゴロしながら女性週刊誌を読んでいたポコポコ王女が
執事のねずみ爺さんを呼んだ

「ねえ〜〜、あたし、スィーツが食べたい〜〜〜」

キョトンとするねずみ爺さん
「スイーツって、なんでしゅか?」
「ほら、ここに載ってるじゃない、見てよ!」
女性週刊誌をのぞき込むねずみ爺さん
「ああ、ケーキでしゅか」
「ケーキじゃないわよ、スィーツよ!」
「だって、これはモンブランケーキじゃないでしゅか
モンブランケーキとは、栗をたくさん使って山の形に似せて作ったから
モンブランって言うのでしゅよ
ちなみに名前の由来はアルプス山脈のモンブランから来ていて
(白い山)を意味するフランス語でしゅな
モン・ブラン・オ・マロン」

ムカつくポコポコ王女
「なによ、あんたどこの回し者?ねずみのくせに生意気だわ!ドブに落ちろ!」
週刊誌をねずみ爺さんに投げつけた

「そんなことはどうでもいいの!
とにかくスィーツを食べたいの!
街へ行くわよ!」


と言うわけで
今日もポコポコ王女はカバの着ぐるみでねずみ爺さんとふたり
街へやって来ました
女性週刊誌に掲載されていた人気スィーツ店に行くと
すでに長い行列ができていました

列の最後に(三時間待ち)という看板持った
トラのお兄さん店員が立っていました

「え〜〜!三時間も待つの?あたしそんなに待つのはイヤッ!」

そう言いながら列を無視して店内に入ろうとしたところ
トラのお兄さん店員に阻止されてしまいました

「カバのお嬢さん、ちゃんと並んでくださいね」

「汚い肉球でさわんないでよ!あたしを誰だと思っているのよ!」
小声でなだめるねずみ爺さん
「王女様、いけません、ここはちゃんと並ばなくちゃ!」

「イヤダ〜〜〜〜ッ!あたしは早くスィーツを食べたいの〜〜〜!」

そう叫びながらカバの着ぐるみを脱ぎ捨てるポコポコ王女
その姿を見て行列の人々はびっくり

「王女だ!」
「ポコポコ王女だ!」
「王女様よ!」
「まあ!なんて可愛いのかしら〜〜!」

行列の人々は歓声をあげました
鼻高々のポコポコ王女
トラのお兄さん店員も驚きの表情でポコポコ王女を見つめています
ポコポコ王女は勝ち誇ったように

「入ってよろしいかしら?」

そう言いながら店内に入ろうとしたところ
むんずと腕をつかまれ

「王女様でも、並んでいただかないと困ります」

「なんでよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

叫ぶポコポコ王女

でも
その時
胸がキュンとした

・・・可愛いあたしを見ても威厳を崩さないこの人・・・
・・・もしかして・・・
・・・この人こそあたしの本質を理解してくれる理想の彼氏?・・・

ポコポコ王女に真実の恋は見つかるのか?

つづく

 ポコポコ王女、街へ行く!の巻

執事のねずみ爺さんと街へ出かけるポコポコ王女
もちろんカバの着ぐるみです
「わたし、オシャレな洋服が欲しいわ〜」
「分かりました、街のオシャレスポット109に行きましょう」
「へえ〜、ねずみさんそんなところ知ってるんだ」
「もちろんでございます、これでも流行には敏感ですから」
「ねずみのくせに生意気ね」
あざ笑うポコポコ王女
実は王女、あんまり性格が良くないのです
ムッとなるねずみ爺さん
「ねずみだってオシャレには気を使うんですぞ!チュウ〜〜」
ちょっとムカつくねずみ爺さん

そんなやりとりをしながら街を歩くポコポコ王女とねずみ爺さん
もちろん、カバの着ぐるみなので、誰も王女様だとは気づきません

109の前に着いたら声をかけられました
「へい!彼女」
ポコポコ王女は思いました

・・・こんなカバの着ぐるみでも
持って生まれた気品は隠しようがないんだわ
やっぱり王女だってバレテしまったみたい
美しいってことはツラいわ・・・

などと思いながら振り返りました

そうしたら、鼻ピアスの下品そうな顔した馬面の馬が
「キャバクラで働かない〜?時給800円だけどさ〜〜」
などと言いながら涎を垂らしながらニヤついていました

頭に来たポコポコ王女は
「ふざけんなこの馬面野郎〜〜〜!」
と怒鳴り、馬面野郎に馬乗りになって殴りました
あわてて止めに入ろうとした執事のねずみ爺さんはそばで
オロオロしているだけで、あんまり役に立ちません

警官が駆けつけてきたので
ポコポコ王女とねずみ爺さんはあわてて逃げました


果たして
ポコポコ王女に理想の彼氏は見つかるのでしょうか?


つづく



 ポコポコ王女の住んでいる街は、動物たちが住んでいるアニマルランド
その中でもパンダは人気者、パンダはアニマル界のAKB48

ちょっと前まではライオンさんが王様だったが、今では人気が無くなり
王様の地位を追われて街はずれでひっそりと暮らしている

パンダ王家は街のトップスター

新聞の一面はいつもパンダ王様が何を食べたとか
パンダ女王がチャリティコンサートで転んだとか
パンダ王子がピンポンダッシュして捕まったとか
パンダ王女が買い物で散在したとか
そんな記事ばかり

何をしてもパンダ王家は人気者

パンダって言うだけでみんなチヤホヤ
歩いているだけで「可愛い〜〜〜」とか「真ん丸〜〜〜」とか
喜んでくれるけど
みんな見た目だけ
本質を見てくれる人は誰もいない・・・

ポコポコ王女にはいろんな国の王子様からのラブレターが
毎日トラック三台分届いた
でも、そんなものにポコポコ王女は興味ない
そんなポコポコ王女がパンダであり、王女であるから届くだけで
パンダじゃなくて王女でも無ければ、誰もラブレターなんかよこさない

ポコポコ王女は真実の愛を見つけたかった!

だから
パンダのポコポコ王女はカバの着ぐるみをかぶって街に行き
自分の本質を理解してくれる人を探して結婚することにした

果たして理想の彼氏は見つかるのか?

つづく


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